電気をつけている理由
2011年12月16日
パスタと自然派ワイン こまつや at 05:59 | Comments(0) | 日記

これは営業が終わって片付け中のこまつや。
半年か、一年前くらいから
お店が終わっても極力看板の電気を
つけるようにしています。
というのも、ある出来事があったからです。
いつの事だったかは忘れてしまいました。
一年前くらいだったかもしれません。
ほぼ満席のディナーに若い女性1名がご来店されました。
しかし、顔は暗く挙動不審。
ぼくはいつものように
「いらっしゃいませ、1名様ですか?」
と聞きましたが反応が薄い。
何かおかしいなと感じていると、
女性が怯えたような声で
「変な男性に追いかけられているので、
少し店内で待機させてもらってもいいですか?」
と言ってきました。
このあたりは車や人通りもそこそこあり、
まさかこんなことがあるとは考えていませんでした。
女性にカウンター席に座ってもらい、
少し待機していたところに、
すでに通報していたのか警察が到着。
女性は無事に送られていきました。
この出来事を経験してから、
お店というのは買い物や飲食をするという
役割だけではないということを実感しました。
都心に住んだ事のある人なら分かるかもしれませんが、
地方の夜は本当に照明が少なく、暗いと思います。
完全に片付けが終わるまでの時間ですが、
帰宅途中の人が少しだけでも安心できるように
電気はつけておこうと思っています。